徒然乃記

愛猫の事、日常の些細な風景、そして仕事(建築)の事等を徒然に綴っていきたいと思います。

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ナースコール

 アマチュアの劇団からっかぜが、今年の秋に上演するお芝居で所長にオファーがあった。
今度のお芝居には登場人物が多いんだけど、いろんな理由でなかなか人が揃わないらしい。なぜ所長にと思うかもしれないけど、彼は(贔屓目に見ているのかもしれないが)、芝居が上手い、というか強烈な印象を与えるのだ。以前、彼が演じた芝居の役柄が、今でも記憶に残っている。

所長の付き添いで稽古場に行くと、看護師役も足りないからと私にも台本が渡され、読み合わせが始まった。戸惑いながらも読み進んでいくと、な~んか、楽しい。所長の仕事を手伝ううちに、もの造りの楽しさが体に染み付いたのかな。所長が、「自分と違う人間を演じることが、芝居の醍醐味なんだよね」って言っていたけど、何となく分かる気がした。
“やってみようかな”と思ったけど、体調面で不安があった。引き受けたとして、かえって迷惑になってはいけない。しばらく躊躇していたけど、劇団側でそういう事情を考慮してくれたのでなんとか挑戦している。

この芝居は、中堅の総合病院が舞台になっている。ちょっとあらすじを説明すると、「消化器内科病棟では、看護師さん達が、毎日慌しく働いている。そんなある日、高熱を発した患者が入院してきた。はじめはインフルエンザと思われたが、検査の結果、未知のウイルスに感染している疑いが・・・。」
と書くとシリアスなお芝居だと思うかもしれない。私も最初はそう思った。だけどこの芝居は喜劇なのです。戸惑いながらも一生懸命、ウイルスと戦う医療スタッフの姿が、滑稽に、愛情深く描かれている。

作家の高橋正圀さんは、「看護婦さんの世界を劇化するに当たって取材をするうちに、あまりに世間の評価が低いことに驚いてしまった。(中略)何たることか!ちょっぴり義憤を感じた。よし!それじゃ、かっこいい看護婦を描いてみようじゃないか!……義憤がモチーフになって、共通の敵に対して立ち向かう、仲間たちの友情と信頼の物語が少しずつ育まれていった」と述べている。
確かに看護師さんの仕事は大変だ。人間の命と対峙する職業だから、専門技術が必要だし、常に新しい技術を求められる。いろんな患者さんも来るだろう。ストレスも溜まるだろう。その割には報われない部分も多いように思う。命を扱う仕事に対する誇り、使命感、そして人間愛がなければ続けられないだろう。

先日、全幕(1幕、2幕)の通し稽古があった。私は2幕目からの登場なので、1幕目は観劇していんだけど、初めての通し稽古でみんなの必死さが伝わってきて笑うどころではなかった。所長は内科部長になりきって生き生きと演じていた。やっぱり芝居が好きなんだなあ。(^^ゞ

shibai01.jpg

笑いには免疫力をUPさせる効果があるそうだ。この芝居を観劇してくれた方々の免疫力が少しでも上がれば嬉しいんだけど・・・。
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