義母の葬儀に際して、
「Aちゃん(相方)に恥ずかしい思いをさせないように、しっかりしなさいよ」
と母に言われたので、それを肝に銘じていたんだけど、
喪主の義父さんは、落語の登場人物のようにとぼけたところがある人なので
「おれはぁ、何にも分らんからよろしくな」
と、こちらにまる投げ。
相方が担当者と打ち合わせを重ねて、テキパキと物事を処理して、
代理で喪主の挨拶も務めました。
“う~ん、トンビが鷹だなあ”
って、ちょっと感じているとIおばさんが、
「Aちゃん(相方)はしっかりしているねぇ。兄さんが級長をしていて頭が良かったから、
やっぱりAちゃんも頭が良いだねぇ」
“え~、そうなの”
義父さんは、兄弟の中では頭が良いということで、一目おかれる存在みたい。
今はその片鱗も・・・(--〆)。
だけど、精進おとしの会食の後、
「おれは形だけだったな」
とポツリとつぶやいていました。
その姿はちょっと寂しそうだった。
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