徒然乃記

愛猫の事、日常の些細な風景、そして仕事(建築)の事等を徒然に綴っていきたいと思います。

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オープンハウス

先日、楽暮の家のオープンハウスが開催されました。土地柄もあってか、近所から沢山の人達が見学に訪れてくれて、どちらかというとお披露目会的な趣きがあったようです。
皆さん、「こんな細かいところまで考えてくれるなんて・・・」と感動され、「長いこと掛かっていたけど、これじゃあ時間が掛かるのは無理ないねぇ」と妙に納得してくれたようです。

nakamura01.jpg


建て主のNさんご家族とはもう3年半の付き合いになります。まだ土地も決まってない時期から、オープンハウスがあれば駆けつけてくれました。結局、ご主人の実家を2世帯住宅として建替えることに落ち着いたんだけど、2世帯住宅となると親世帯の意見も尊重しなければなりません。当初、自分達の想い描いていた家とは、少し方向性が異なってしまったような感もあったけど、譲歩しながらも自分達の意見を主張し、とても忍耐強く取り組んだ家は自慢の家となったようです。

日本では建築家(設計者)の地位が外国に比べて低く(ちなみにフランスの建築家ル・コルビュジェが亡くなった時は国葬でした)、設計料もあまりとれないからと、それなりの仕事しかしない。図面も適当、現場にも行かない。やっつけ仕事の設計者もいると聞きます。

この楽暮の家の施工図面は167枚を数えました。1枚の図面を完成させるため、あらゆる要素を考えて一本、一本、丁寧に線を引きます。その一本の線の意味は重く、時間も掛かってしまいます。明け方まで図面と格闘していた日が何日もありました。休日でも現場を気にかけ、様子を見に行っていました。私はそんな所長やスタッフを誇りに思っています。


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