徒然乃記

愛猫の事、日常の些細な風景、そして仕事(建築)の事等を徒然に綴っていきたいと思います。

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祝電!

「今日は午前中から祝電があったよ」と相方が言うので、

「何で?」と不思議がったら

今日の建通新聞に、

“第21回静岡県住まいの文化賞の住宅部門で、「浜松・山東庵」が最優秀賞(静岡県知事賞)を受賞”

という記事が掲載されたからだった。

表彰式については、9月19日(土)に静岡のツインメッセ静岡・南館で行なわれるという連絡は受けていたんだけど、特に何も発表されてなかったので内々に喜んでいた。

表彰式の後、建て主、設計者(相方)、施工者がそれぞれの立場から意見を述べるトークショーがあるんだけど、それが心配だなあ。

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祝上棟!

先日、豊橋市で上棟がありました。
Tさんご家族はご夫婦と娘さん、犬2匹、猫5匹の大所帯!
犬と猫も伸び伸びと暮らせるように設計されています。

お餅まきの時間になると、どこからともなく人が現れました。
今回も人が多いから、まあ、ボチボチ拾えば良いかなって思っていたんだけど・・・。
いざ、お餅まきが始まると戦闘モードに切り替わるみたいで、知らないうちに手が
動いていました。

その日の戦利品(お餅とお菓子)です。

tatemae02.jpg

中身はこちらです。

tatemae01.jpg

お餅拾い大好きなんです。(^^♪

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久しぶりですが、建築の話です。

世の中、不景気だと言うのに、奏庵の見学者は例年よりも多いような気がする。
何故なんだろう?

篤ちゃんの設計を理解していただくために、奏庵を見学してもらうようになって5年が経った。
早いものだ。
私は彼の設計する住宅の心地良さは、空間構築力とそのディテールにあると思っているので、見学者の皆さんには、家の詳細を丁寧に説明してきた。
だけど最近はあまり説明しないで、空間と建材(主に木)の質感等を自由に味わってもらっている。
なぜなら、建て主の要望を増幅してしまうことに気が付いたからだ。
(もちろん、質問されればきちんと応えるようにしているけど・・。)

“家造りの理想と現実に考えさせられる日々です。
次回の打ち合わせまでに家族と話し合いを続けます。”

というような理想と現実の、要望と予算との葛藤を少しでも軽減してもらいたい。
でもねぇ、設計事務所に設計を依頼してくる建て主は、住宅に対するこだわりが強く、夢も大きい。

ある建て主は、家造りの打ち合わせが始まっても、予算について触れなかった。
数回打ち合わせを経て、何とか具体的な金額が明らかになったけど・・・。
その理由というのは、

「だって、夢がなくなっちゃうじゃない」

というものだった。もの凄~い夢を抱いていたみたい。
理想的なプランが出来ても、それに掛かる費用が予算を大幅に超えてしまったら、修正するのはとても大変なんだけど・・・。下手をすれば1からやり直さなければならなくなる。なるべくなら、予算と要望の隔たりは少ない方が良いなぁ。

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オープンデスク

オープンデスクは、設計事務所での実践を通して、学校では学ばないような経験をする良い機会なんだと思う。

『今回参加させていただくまで、設計事務所の仕事というと「図面を描く仕事」といった漠然としたイメージしかありませんでした。
実際に参加してみて、構造模型作りから始まり、測量、図面の製本、図面からの拾いなど、私が行わせて頂いたものだけでも「こういった仕事があるんだ」と学ぶことができました。』

と、オープンデスクに参加してくれたMくんからメールをもらったし、
「学生の頃に、そういう機会があれば良かったなあ」と所長も言っていた。
右も左も分からない状態で社会に出て戸惑うよりは、少しでもそういう経験があったほうが良いのかな。確かに予行練習にもなる。


openesk04.jpg


また、オープンデスクは自分の向き、不向きを理解するうえでも有意義なようだ。所長が、「彼は図面と向かうことが好きみたいだ」と言った学生は設計事務所に進み、「現場向きだなあ」と言っていた学生は、建築会社の監督の仕事を選んだりする。建築を目指すといっても、皆自分に合った進路を選んでいく。
昨年、オープンハウスに参加してくれた学生さん達は、就職が決まったり、進級したりと、それぞれに次のステップに向かって頑張っているようだ。手紙やメールで近況を知らせてくれるのが嬉しい。

下の写真は、学生さん達に与えた設計課題を前に解説している所長。左側で熱心に聞き入っている青い服を着た学生は、今年スタッフになった青島さん。

openesk03.jpg

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不思議な縁!

「会社辞めていいかな?」と突然、所長が呟いた。
当時、所長は小池さんが理事長をしていたOMソーラー協会で働いていた。その会社は、簡単に言うと東京藝術大学の奥村先生が考案したソーラーシステムを普及する会社で、企画力もあり、推進力もある小池理事長のもと、全国の工務店はもとより、海外にも販路を拡大するため、出張も多くて忙しい日々を送っていた。責任のある役職も任されて、彼なりに充実した日々だったのではないかと思う。だけど、彼の中にはある不満が膨らんでいたのだ。なぜならば次第に設計の仕事から遠ざかっていったから・・・。

「一度しかない人生なんだから、好きにすれば」
と理解のある返答をしてしまった私。
今思えば、もっと熟慮すべきだったのかもしれない。後に私もその仕事に深く関わることになるなんて、その時は露ほどにも思わなかったから・・・。

小池さんに退社の意向を伝えたものの、なかなか承諾は得られない。それはそれで有難いことなんだけど。ついには説得のため自宅まで行った。(なぜ私まで一緒に行かなければならなかったのだろう。未だに解せないなあ)
所長の意思が揺るぎないので、あの小池さんも根負けしたのか
「棺桶に片足を入れるときに、恨まれたらいけないからね」
とようやく首を縦に振ってくれた。

設計というものに魅せられた人間を、誰も止めることは出来なかった訳だ。それほどまでに設計というものは魅力的なものなのだろうか。
承諾を得てホッとする所長とは対照的に、小池さんは何だか寂しそうだった。入社以来18年間、何かと所長の面倒を見てくれた人、所長に建築の才能を感じて、大切に育ててくれた人だ。私はとっても感謝している。

一昨年前、OMソーラ協会を退いた小池さんは小池創作所を設立した。今、同じ町内(歩いて2,3分のところ)で仕事をしている。二人は離れられないんだなあ。

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